

公開日:
2026.5.28
現代では、SNSを通して多くのトレーニング方法に触れられるようになりました。目新しいトレーニングから、すでに現場で馴染みのあるものまで、動画を見ながら学べる時代になっています。指導者がチームに必要なトレーニングを探したり、動画を見ながら実際の動きを指導したりするハードルは、以前より下がってきたかと思います。
その中で、技術を習得し、その動きを理解させることはパフォーマンス向上において重要です。しかし、より大切なのは選手の個性や特性に合わせたトレーニングを実施することです。

指導現場・トレーニング現場で選手一人ひとりに個別のメニューを出し、管理・運営していくことは現実的ではないでしょう。
またトレーニングを提供したとしても、選手のモチベーションや目的意識によっては効果が思ったように現れないこともあります。選手にとっても、ただ疲労が溜まるだけのルーティンワークになってしまえば、体力も時間も無駄になってしまいます。
トレーニングを"その選手にとって意味のあるもの"にするための重要な要素のひとつが、「選手の主観」です。選手がどのように自分の動きを感じているのか、自分の短所・長所はどこにあるのかを意識できているかどうか。
運動学習の観点では、「何を意識してトレーニングを行うか」によって得られる刺激や学習効果が変わるとされています。同じトレーニングをしていても、選手によって得られる学習や気づきは異なります。そして、自分の課題を言語化することで、その意識はよりはっきりしていきます。
課題を自覚できている選手は、自主練や+αのトレーニングの取捨選択が変わります。「今までこれをやってきたから」ではなく、「自分の課題にフォーカスしたトレーニング」を選べるようになるのです。
普段のトレーニングや試合の中で、自分の短所・長所を見つけることはなかなか容易ではありません。チーム競技では一人がプレーする時間は短く、出場機会が均等にあるわけでもありません。
だからこそ、日々の測定によって自分の長所・短所を可視化し、指導者と選手の「共通言語」にすることが重要です。フィジカルに課題があるのか、技術面に課題があるのかを整理する材料にもなります。
垂直跳びやリバウンドジャンプはパフォーマンスの評価だけでなく、コンディションを把握する指標にもなります。選手ごとの回復状態やコンディションの変化を把握しながらトレーニングを組むことにつながります。
試合でベストパフォーマンスを引き出すには、精神・身体の疲労度、栄養、睡眠時間——すべてが関係します。
日々の測定データをCORISE アナリティクスのコンディションモニターと連携させることで、チーム全体のコンディションをスコアで一元管理できます。
「今日は数値が落ちている選手」を即座に特定し、練習負荷の調整や出場判断の根拠として活用できます。感覚でなんとなく把握していたコンディション管理が、データとして見えるようになります。
>> CORISE アナリティクスについてはこちら

こういった項目をただ測定するだけでは、選手のパフォーマンス向上にはつながりません。大切なのは、「今日はなぜ動けていたのか」「なぜ動けなかったのか」を選手自身が理解し、その感覚を指導者と共有できることです。
日々の測定を"評価"ではなく、"対話"や"気づき"の材料として活用すること。それによってトレーニングはより個別最適なものへと近づいていきます。
Voltono Xは、スプリントやジャンプの能力を簡便に測定できるだけでなく、選手の感覚と言葉、そして実際のパフォーマンスをつなぐツールとして、日々の現場で活用できます。
>> Voltono Xの詳細はこちら
日々のトレーニングの中で、"感覚を確認する手段"として測定を取り入れてみてはいかがでしょうか。選手自身が「なぜ動けているのか」を理解することは、再現性のあるパフォーマンスにつながっていきます。