選手の自主性を尊重したチーム作りで全国一を目指す!堀越高校サッカー部インタビュー

公開日:

2025.10.9

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堀越高校は、S-CADE.がフィジカル測定事業を開始してすぐにご導入いただいた初期のチームです。実施年数は2022年からとなり、測定回数はS-CADE.が担当する高校の中でトップクラスの実績を誇ります。堀越高校サッカー部は、サッカー界で著名な佐藤実監督が率いる有名チームですが、チームの強さの秘訣を尋ねると、トレーナーが日頃から管理するフィジカル面にあるようです。今回は、トレーナーの岡村さんにチームの特徴と測定の感想、そして目指している姿を伺いました。

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プロフィール

岡村 祥大 様 (Shodai OKAMURA)

1999年生まれ。神奈川県海老名市出身。大学3年時から堀越高校にトレーナーとして参画。法政大学スポーツ健康学部を卒業後、呉竹鍼灸柔整専門学校で鍼灸あん摩マッサージ師の資格取得を目指す。堀越高校の他にも数チームのトレーナーを兼任。3月末で学校を卒業し、4月からは専門のトレーナーとして活動予定。

チームの強さは「選手の自主性」にあり

ーー岡村さん、本日はよろしくお願いいたします。堀越高校さんは全国区で活躍されるスポーツ名門高校ですね。強いチーム作りをする上で、日頃のトレーニングにこだわりが何かあるのでしょうか。

選手を主体とする「ボトムアップ」と呼ばれるチームトレーニングを堀越高校では注力しています。日々の練習内容、出場選手、戦い方、交代策などに関して、ミーティングを通して選手同士で議論してアドバイスする体制を整えています。トレーナーや監督がいない場所でも自主的に考えて行動する癖がついているのが特徴ですね。キャプテン候補が行う「リーダーグループ制度」では、学年の間で意識をどう継承していくかリーダー同士でよく話しあっています。

ーーなぜ堀越高校には自主性が高いカルチャーが根付いているのでしょうか。

上の先輩の様子を見て、自分たちもこうなりたいと思う選手が多いのではないかと思います。また、僕のようなトレーナーから情報をもらったりサポートを受けたりしているので、日頃から刺激を受けやすく、自分の頭で物事を考えるきっかけになっているのかなと思います。

ーーなるほど、特にその主体的なトレーニングを生かせているいい選手の特徴を教えていただけますか。

ちゃんと練習に励んでいる選手は伸びている印象を受けます。一言でいうと、努力家な子です。僕が数年見ている中でも入部した当初の印象はぼんやりしていても、真面目に練習を続けられる子は必ず3年次までには伸びていますね。

データとフィードバックの”速さ”を生かす

ーーありがとうございます。そんな魅力溢れる堀越高校のチームですが、弊社の「フィジカル測定」を長く利用いただいている理由を教えてください。

フィジカル測定をした後に、即時フィードバックが得られるのがいいなと思っています。毎回、スムーズに1,2時間かけて測定をしてくれる上に、データとエビデンスに基づいた論理的なフィードバックがあるので、なぜそうなのかがよく分かり、実際のトレーニングに落とし込みやすいです。また、光電管タイム計測器やジャンプマットによる信頼度が高い点も魅力的ですね。

ーー特に測定の推しポイントを教えてください。

すぐにデータを見える化できる部分です。何がどういいのか、どこが特徴なのかを振り返って思い出し、選手が自分ごと化することができます。個人の課題が明確になるのが良いです。自分たちで測定して判断しようとしても課題が明確しにくいので、客観的にどうなのかがわかります。

ーーありがとうございます。岡村さんがトレーナーとして着任されてから、選手の測定はどのようにして行われているのでしょうか。

多くて年に3.4回のペースで、S-CADE.の測定担当の方にグラウンドまで来ていただき、機材を使って測定してもらう流れでやっています。一人ずつジャンプ力や足の速さなどを測定し、データを取ってすぐにフィードバックをしてもらっています。

ーー選手の反応はいかがですか?

良くも悪くも、測定結果に一喜一憂する傾向がありますね(笑)いい結果を出した子はNo.1表彰(S-CADE.独自の表彰フォーマット)で取り上げられるのでとても喜びます。測定自体はイベントのようにいつも楽しんでやってくれている印象を受けます。フィードバックは話を聞いている子もいれば、データが気になってあまり真面目に聞けていない子もいますね。なので、反応は人によりけりです。

データを成長に結びつけるコツは、時間を置いて再フィードバック

ーー測定を通してのチームの課題はなんでしょうか。

データとフィードバックを受けた後が課題ですかね。いい結果が出ればそれだけで自信になると思うのですが、どうしても時間が経つとどんな選手でも内容を忘れてしまいがちです。せっかくデータを出して、自分の強みと弱みを認識できたのに、次にやるべきことをすぐに忘れてしまったり。測定することが楽しみと目的になってしまうのは課題です。

ーー課題の対策はどうされているのでしょうか。

最近では、測定いただいた後に少し時間が経ってから僕の方でミーティングを実施しています。選手に改めて数値を見てもらって課題と対策を考えてもらい、自分のパフォーマンスが最大化できるような練習に繋げてもらいます。

測定直後はS-CADE.の即時フィードバックを行いますが、それだけではなく、再度、データを振り返ってみる時間はとても大事かなとやってみて思います。一回だけではなく、数回の意識づけをすることにより、瞬間的ではなく持続的な意識に繋がります。

ーートレーナーとして、しっかりと成長に結びつく仕組みづくりをされていて素晴らしいです。今後、チームに導入してほしい測定はありますか?

当チームは測定機器を日頃から保有している訳ではないので、ウェイト系の種目の測定があればやってみたいですね。ベンチプレスやスクワットなどの種目で、選手のフィジカルを更に強化させていきたいです。後は、体組成計のような気軽に取り入れられるものもあればなおいいですね。とはいえ、測定してどうデータを扱えばいいか迷ってしまうので、測定代行をやっていきながら、効果的なデータの扱い方を更に教えてもらえたら嬉しいなと思います。

ーーチームを通して、岡村さんの今後の目標を教えてください。

チームの目標が全国優勝なので、そこに向かって更にフィジカル面でサポートしていきたいです。堀越高校はスポーツをやるために来てくれている優秀な生徒が多いので、プロに行く子も多いですし、大学でもサッカーをやる子は半数以上にのぼります。そのような恵まれた環境を生かして活躍してもらうためにも、僕自身が正しい情報を得て、学びを与えられるようになりたいです。

また、個人としても4月からはトレーナーとして本格的に専業として活動していく予定なので、更にできることがあると信じて頑張りたいです。

ーー岡村さん、ありがとうございました。今後とも、チーム強化のためのお手伝いを弊社のフィジカル測定を通して行わせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。


選手の自主性を尊重したチーム作りと、客観的なデータを活用したフィジカル強化。その二つを両輪に全国の頂点を目指す堀越高校サッカー部。選手の主体性を引き出し、一人ひとりの成長にどこまでも真摯に向き合う岡村トレーナーの情熱が、チームの未来をさらに明るく照らしていました。

お忙しい中、貴重なお話を伺わせていただき、誠にありがとうございました。堀越高校サッカー部の益々のご活躍を心より応援しております。

S-CADE.はこれからも、データという客観的な力で、夢を追いかけるすべてのチームと選手たちを全力でサポートしてまいります。ご興味をお持ちのチーム関係者の方は、お気軽にお問い合わせください。