

公開日:
2025.9.23
CORISEビーアイのリリースまで、ついに残り4ヶ月。
いよいよ本格的なカウントダウンに入りました。ここからは開発の裏側や挑戦の歩みを伝える「開発ブログ」を始めます。
最初にお話ししたいのは、私たちがずっと抱いてきた原点の思いです。
スポーツの現場には、毎日のように測定される無数のデータがあります。体力測定、トラッキング、アンケート、トレーニング記録…。しかし多くはバラバラに存在し、集めるだけで精一杯。Excelに並べても、結局は活用されず眠ってしまう。
私はこの現状に強い問題意識を持ってきました。
「散らばったデータをまとめ、生かし、現場が本当に使えるデータに変えたい」
その思いが、S-CADE.を立ち上げ、そしてCORISEビーアイの開発へと私を駆り立てています。現場で汗を流す選手や指導者にとって、データは「負担」ではなく「武器」でなければ意味がないのです。
この構想を本当に形にするために必要だったのが「資金」と「覚悟」でした。
選手や現場が納得できるシステムをフルスクラッチで開発するには、多くの時間とリソースが必要です。自力だけでは到底難しい。だからこそ、ものづくり補助金に挑戦しました。
採択率は決して高くありません。何度も資料を練り直し、事業の意義を問い直し、自分たちが本当に成し遂げたい未来を言葉にする。あの作業は正直に言って、とても苦しく、大変でした。けれど同時に、自分の考えを磨き、事業の軸を固める大切な時間でもありました。
採択通知を受けたとき、喜びはもちろんありました。けれど、それ以上に心に押し寄せたのは「安堵」と「プレッシャー」でした。
これで事業を前に進められる。資金を確保できたことで、ブレーキをかけずに走り続けられる。だけど、国から認めてもらった以上、必ず形にしなければならない。もう後戻りはできない。
そして覚悟が芽生えました。補助金はゴールではなく、スタートに過ぎない。ここからは逃げ道のない挑戦になる。腹の底からそう感じました。
補助金によって、私たちは「現場が本当に使えるデータ基盤」をつくる第一歩を踏み出しました。
それがCORISEビーアイです。
測定・分析・管理を一気通貫でつなぎ、データを「バラバラの数字」から「現場の意思決定を支える力」へと変える。選手にとって意味のある情報に変え、指導者にとって頼れる指標にする。これが私たちの使命です。
リリースまで残り4ヶ月。プレッシャーを力に変えて、最後までやり切ります。
ものづくり補助金の採択は、資金調達の成功以上の意味を持ちました。
それは「この事業が社会に必要とされている」という証であり、挑戦を後押しする強烈なエネルギーとなったのです。
散らばったデータをまとめ、生かし、現場を助けたい。
その思いを胸に、私たちはこれからも走り続けます。
このブログでは、リリースまでの歩みをリアルに綴っていきます。ぜひ見守っていただければ幸いです。