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🇰🇪ケニア🇰🇪でラグビー選手のフィジカル測定を行ってきました。

執筆者の写真: 2020 SCADE2020 SCADE

この度、S-CADE.はSEITOKU、HIRAKU、AAICの3社が共同で手掛ける「ケニア人フィジカル測定会」の測定責任社としてご一緒させていただくことになりました。


6月11日に行われたフィジカル測定会では総勢100名を超える高校生が集まりました。

ケニア選手は、見たことのない高性能な機械やテストに終始圧倒されながらも、「こんな機械みたいことない!」「すごい!!」と大興奮で、大盛り上がりな4時間でした。


日本からはラグビー元日本代表で、現在株式会社HIRAKUの代表でもある廣瀬俊朗さんと、同じくラグビー元日本代表で鉄人の異名を持つ大野均さんが駆け付けてくれ、フィジカル測定と並行してラグビー教室も開催しました。



日本のスーパースターから直々の指導が受けられるということで、フィジカル測定よりもラグビー教室の方に参加したい学生ばかりでしたが、、、弊社としては「ケニアでも正しい数値を取らなねばならない!」という使命感を一身に抱えておりましたので、、測定中はとにかく厳しく測定をさせていただきました。


実施した測定項目は以下の四つで、それぞれの最高値も同時にお見せしたいと思います!

測定項目

最高値

10mスプリント

1.63 秒

カウンタームーブメントジャンプ

51.63 cm

リバウンドジャンプ(RSI)

2.501

ブロンコテスト

4分37秒

これを見てみなさまどう思いますか??


私は正直な感想として

「あれ?意外と高くないぞ??」

「日本の高校生ではもっとすごい子がいる...」

と思いました。


実際に、弊社サービスのOBVIOUSで記録を確認しても、上記記録よりも優れた猛者たちがたくさんいます。


では、そんな疑問をモヤモヤと抱えていただきながら、実際の測定の様子を見ていただきましょう。




10mスプリント



カウンタームーブメントジャンプ



おわかりいただけたでしょうか?

ほとんどの選手が、走り方、跳び方がわかっていないのが見てわかるかと思います。


今回JICAのスタッフの方々にもご協力いただき、協力者の中に体育の先生がいたためケニアの現状を伺ったところ、「トレーニングなんてしたことないに決まってるでしょ!」ということでした。


今回参加いただいた選手も、ほとんどの人が常にお腹を空かせており、1日の食事にタンパク質が含まれていることなんて滅多にないそうです。


そんな中でこの記録、、、そう思うと見え方が変わってきませんか?


また、今回形態測定をすることは叶いませんでしたが、みるからに脚が長く、アキレス腱も長い! 言わずもがな、今の記録はどうであれポテンシャルは相当に高いんだろうな、と感じさせられた時間でした。


ちなみにケニアには様々な部族がいるのですが、今回スプリントとカウンタームーブメントジャンプの記録が最も良かった部族は...

みなさまも一度は聞いたことがある、マサイ族の選手でした。


今回は、あくまで選手の実態を知るためのフィジカル測定でしたが、今後は正式にトライアウト化し、能力の高い選手を日本に迎え入れる準備をしていく予定です。

また、ケニア人としてもジャパンドリームは最高のモチベーションにもなるそうなので、お腹を空かせたケニアの人々を一人でも救いたい、、そんな気持ちでも活動させていただきたいと思った測定会でした。


実現に向けてはまだまだ課題が山積みですが、向かう先は間違っていないと確信したので、これからも弊社一丸となって邁進していきたく思います‼️

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